江戸中期までは手回し撚糸機を使用していましたが、能率の良いものが求められていたとき、下総国(茨城県)結城群中村の岩瀬吉兵衛が、水車で有名だった京都山城国の淀村に住み、「八丁車の水車利用」を三年の研究の末、天明三年(1783)に発明したとされています。
江戸時代後期には京都にも伝わり明治初期まで水力、水車が使えないところでは手回しで使われていました。
数本の紐に見えますが、一本の紐を巡らせ、それぞれの管が同じ回転をするように工夫されています。
男巻き(経糸を巻き取ったもの)に糸を巻き取る際、糸が乱れないように薄く糊付けをしますが、固まってしまわないように巻き取る間隔を広く取り乾燥させながら、ゆっくり巻き取ります。
筬の中が扇状になっており、筬を上下させネクタイの幅に織り上げていきます。
一台の織機で一本づつ織り上げていき、一見ニットタイのように見える機物のネクタイが製作されていました。
糸枠から同じ長さの糸を巻き取る器具。
取っ手をグルグル回すと一定回数で棒が金属をたたく、その作業を繰り返すことで同じ長さの糸をいくつも巻き取ることができます。