機・資料館

機・資料館

成和ネクタイ研究所に併設する機資料館。
JR八王子駅の手前に車窓から見ることが出来ます。
創業60周年を機に1995年開設
機織り周辺の貴重な資料が集められています。

  • 成和ネクタイ研究所に併設する機資料館。
    JR八王子駅の手前に車窓から見ることが出来ます。
  • 機資料館
    創業60周年を機に1995年開設
    機織り周辺の貴重な資料が集められています。
  • 入り口へと続く脇にもひとひねり。
    旧織機の隠れた部品が皆様をお迎えします。
    これは織機に掛けた経糸に張力をかける為の分銅(おもり)。
  • こんな部品1つにも歴史が有ります。初期の頃は石で作っていたものが近代に入ってくると金属製に姿を変えていきます。
  • 1階には糸~生地になるまでのストーリーが演出されております。
  • 2階には蚕の卵~糸になるまでの周辺機器が展示されております。

展示品

  • 雌蛾が生んだ500~600粒の卵は孵化後、四回脱皮し繭を作り始める(その間約一ヶ月間)
  • 蚕箔
    飼育する蚕を乗せる台。
    竹製・藁製・角型・丸型などがある。
  • 蚕箔
    地方名:丸えびら・わらだ
    稚蚕用糸
    1齢用、2齡用等蚕の大きさに合わせて網目の大きさを分けてある。
  • 蔟(まぶし)
    成熟した蚕がそれぞれ自分で場所を決め、一斉に繭を作りはじめる。
    藁・竹・網・厚紙で作った回転蔟などがある。
    蔟(まぶし)製造機
    折藁蔟を作る器具。
    (上武の藁挟み部分から下にさげ藁を折り曲げていく)
  • 毛羽取機
    蚕が繭を作る足場として、最初に吐き出した真綿状の糸をとる。
  • 繭枡(まゆます)
    以前は重さではなく、量で計った。
  • 糸とり機(足踏み式)
    釜で煮ながら繭の膠質をとり数本を合わせ、後部の座繰機に巻き取っていく。
    (後にこの座繰機が単体として色々な作業に使われるようになる)
    索緒箒(さくちょうぼうき)
    熱湯に入れた繭の表面に触れ糸口を取る。
    約6,000年前同様のものが中国浙江省草鞋山から土出
  • 座繰機(ざくりき)
    糸取機(繭を煮て糸を取り出す道具)の後ろで糸を巻き上げる装置だったが、その後単独の「座繰機」として全国で多用途に使われた
  • ふわり(符割)
    綛(かせ)糸を糸枠や管に巻き取る時の用具
  • 強撚糸用糸枠
    「お召し」に代表されるように特別強くった撚った糸は、綛(かせ)やボビンに巻き取る時によじれる為頑丈な糸枠に巻く。糸枠に巻き取られたまま残っているものは非常に珍しい。
  • シャットル(三角小杼)
  • シャットル(両松葉杼)
  • 竹筬(たけおさ)
    均等な太さの細紐を巻きながら、その間に正確に削いだ竹籤(たけひご)をはめ込んで作る。
    厳密に均等な太さの竹籤でなければ均質の織物は出来ない。
    製作には高度な熟練度を要した。
  • 波筬(よろけ筬)
    織機に取り付けた部品で筬が徐々の上下運動を起し、緯糸や経糸がゆるやかに波型やカギ型など左右に動いた織物を作る。(西陣)
  • 分銅
    玄関前の道脇で出迎えてくれた分銅の変遷
  • 糸車
    よこ糸を管に巻く、糸に撚りをかける、綿から糸に紡ぐなどに使う。
  • 百回し
    経糸づくりなど、同じ長さの綛(かせ)糸が必要な時に使用。
    箱の中の数種類の歯車の組み合わせで巻取りが百回前後になるとベルを打つ。繰り返すことによって同じ長さの綛が作れる。
  • 揚げ返し機
    糸枠に巻いた糸を綛(かせ)に巻き戻す。
    貴重な絹糸を無駄にしないように残った糸を集め染め直すときなど、各地で使われた。
  • 撚糸機
  • 八丁式撚糸機
    縮緬(ちりめん)やお召用の強撚糸を作るのに最も適した撚糸機のひとつ。
    1783年茨城県の岩瀬吉兵衛が水力を利用した撚糸機を発明。
    語源は「口も八丁、手も八丁」
    何事も達者という言葉を引用したものと伝えられている。
  • 繰り返し機(経糸用)
    綛(かせ)糸をボビンに巻き取る
    12錘
  • 整経機
    一度に広い幅の経糸が作れない為、何回かに巻き取り、それを並べて必要な幅の経糸にする。
  • 整経機
    回りの棒に何回掛け渡すかで糸の長さと本数を揃え、それを並べて織機に掛ける経糸を作る。
  • 紋彫機(もんちょうき)
    デザインを図案から意匠図に変換し、それを読み取り専用の紙に穴を開けて紋紙を作製する機械。
    ピアノマシーンとも呼ばれる。
  • 紋紙編み機
  • 紋彫り機
    紋紙(カットペーパー)
    小さな柄の繰り返しではなく「結び目から大剣先までで一つの柄」のものを一般に「パネル柄」と呼ぶが、この場合一柄を織るのに4500枚前後の紋紙を必要とする。
  • ジャカード織機
    フランスの発明家、ジョセフ・マリー・ジャカード氏によって発明された、複雑な紋様を正確に織り出す為タテ糸の開口装置を装備した織機
    1873年、リヨンより日本に導入され、西陣を中心に広まっていく。
    当初少ない針数だったものが、その後400~1300本と増え大柄が織れるようになった。
    (針数1000本で約10cm大きさの柄が織れる。)
  • ジャカード
    明治初期型式のジャカード
    1875年(明治6年)西陣へ 1889年(明治20年)八王子へ
  • 管巻き機
    管巻き4錘
  • 自動管巻き機
    自動管巻き機4錘
  • 腰機(座機)
    経糸を腰当てで引っ張りながら座って織る伝統的な手織り織機。高機の前身ともいえる。黄八丈・結城紬・大島紬など各地の織物産地で現在も使用されているところもあるが時代とともに高機が多くなっていった。
  • 弓棚式高機
    江戸末期まで使われた貴重な織機。
    浮世絵などに描かれているが、上部の竹の張力で経糸を上下させた
  • バッタン
    「飛杼筬柄(とびひおさづか)」とも呼ばれる。
    1773年ジョン・ケイ(英)が発明、明治初年に輸入。
    片手でひもを引いて杼を飛ばす為、片手で操作でき、製織能力が倍加され急速に普及した
  • 下に勢い良く引っ張るとシャットルが左右に往復します。
  • ボータイ織機
  • サンプル織機
  • サンプル織機